VMDインテリア求人の実態とカラクリ
VMDは花形職業?
VMD関連の記事ということで今回はVMDの求人募集について。
やはりVMDに興味がある人はアパレルの求人募集を見たり、会社でVMD担当として言い渡された部署異動で調べるVMDについて調べる事が多いと思います。
そもそもVMD、聞こえはいいんですが求人募集(広告)などを見てVMDに興味をもって今からチャレンジしようと思っている人やVMDインテリア求人募集の実態とカラクリを知っておいた方が良いかと思います。
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VMDインテリア求人の実態とカラクリ
実態とカラクリを簡単に説明します。
その上でVMDインテリア求人にチャレンジしたいという人は、最後のちょっとだけヒントを。
VMDは花形職業という嘘・・・。
極端ですが、VMDのマネージャーや企画レベルであれば会社でもかなり重要なポジションになってくるし、やりがいもあると思います。
しかし、ほとんどのチェーン店は、本部から送られてきた陳列データ通りにマネキンや服の位置を変えたり、メニューの取り替えを言われた通りにやるだけなんです。
ちーんとなっちゃいますね。
全部が全部ではありませんが、VMDのインテリア求人の内容をみていると、ほとんどんが陳列スタッフ用員です。
VMDとして興味をもって会社に入社する場合しっかり業務内容を確認してみましょう。
VMD業務の時間帯は営業時間終了後
業務時間ですが、夜遅い場合が多いです。
アパレルなど営業中にマネキンを変える店舗もありますが、営業終了後にVMDをスタートする店舗も多いです。
飲食店はテーブルPOPを変えたりする程度なので時間はかからないが、アパレルや量販店は結構大変。
VMDは評価基準がわかりにくい
社内でキャリアアップを目指す場合、評価基準がわかりにくさもあります。
さきほども行った通りに、ピラミッドの上のVMD担当は売り上げ評価がわかってくるが、VMDの一般スタッフは(陳列スタッフ)真面目にやってるかどうか?って感じで差別化がしづらいです。
この場合、私がもしVMD担当マネージャーでも評価基準をするのは難しいなと思います。
じゃあどうする?
本部に言われた通りに設置して商品が売れても売れなくてもVMDのスタッフの評価は難しいです。
なので、マネキン1体、陳列スペースを1部店舗単位で店舗ごとのVMDスタッフを任せるしかありません。
費用対効果も大きいと思います。
「任せる」ことで、スタッフの意識が変わる。責任を持たせる事ができる。会社としてもお試し期間を設けてみるのも良いかもしれない。
また、任せること、数字に責任を持つことで会社の勉強やVMDの考え、坪単価の売り上げ、在庫の管理など様々ところに気がつくようになります。
しかし、大きい会社や店舗の場合は正直難しいです。
だから店長が兼任している
店長がVMDを兼ねている場合も多く理にかなっています。
店長レベルだと売れる売れないを理解している人材が多いと思います。
VMDスタッフからマネージャーにキャリアアップせよ!
以下の4つは最低条件。
店舗によっても条件が違いますが、私が上司の場合(笑)は最低そこまでは考えてて欲しいなと思う事を記載しています。
・VMDを理解している事を上司や幹部にアピール。
(色々な事例を資料として提出するぐらいの気持ちが必要です)
・スペース単位(棚単価・坪単価)の売り上げデータを作り、常にマネージャーとやりとりし、売れる棚について、そのパターンをアピール。
・今後店舗の売り上げUPのために、VMDとして自分ができる事を上司や会社にプレゼン
・他ブランドのVMD、他業種のVMDを勉強する。多店舗のセールや、タイミング、注意すればアパレル店員といえでもやること多いです。
売れる売れないはあなたにかかっています!
と、言われたいですよね!
インテリア求人やアパレル求人をきっかけに、もっともっと面白い仕事にチャレンジしていけるといいですね!
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