人とかぶらない夏休み自由研究:MacBookやiPadを使わせて、子供のヤル気と可能性UP!!
- 2019.07.23
- Apple Academy
- iPad, iPhone, 初心者, 動画
大人が自宅でMacBook・iPhone・iPadを使っていると、子供も触りたがります。早ければ6歳の子供がLINEで返信してくる・・・。
「早すぎ!」
なんてことはありません。
今はそういう時代です。
そう、令和です。
今回の記事は生徒(大人)からの質問です。
「小学生4年生の子供に、夏休みの自由研究をMacBookかiPadを使わせてみたいのですが、どういう課題が良いでしょうか?また、人とかぶらない課題はありますか?」
最近の質問はレベルが上がっています。
人とかぶらない自由研究を探しているのがすごいなと思います。私は小学生の頃自由研究で何をやったかさえ覚えてないんですが。
では、夏休みに最適な自由研究をまとめていきます。
夏休みの自由研究:小学生でもMacやiPadを使えますか?
今回の裏テーマは、人とかぶらない!ということです。小学生をテーマに取り扱っていますが、中学生、高校生でも十分評価できる自由研究になるかと思います。
夏休みの自由研究の許容範囲って!?
「自由研究」をWikipediaから抜粋
こどもが問題意識を出発点にして、主体的な学習活動をする時間として、小学校・中学校・高等学校などのカリキュラムに取り込まれたもの。
https://ja.wikipedia.org/wiki/自由研究
具体的な説明↓(長いのでよみなくても OK)
しかし、自由研究の定義もあるので、興味がある方は読んでみてください。
また、重要かと思う箇所は太文字でマークしています。
長期休業(夏休みなど)に出される自由研究の課題に対して、こどもたちは、10日~40日ほどの期間を通して教員の指導や方法論を離れ、保護者の協力も得るなどして、思い思いの方法で研究を行うことができる。
特に夏季休業(夏休み)は、日数も多いため、まとまった課題に取り組むことができる。
本来は、「自由」の名のとおり無理強いするものではないが、保護者や教員の強い意向でやむなくこなしたり、自身の成績のためにおこなう場合もある。
学校側がメニューを用意して生徒に選ばせる、あるいは生徒本人の意向と無関係に割り当てる場合もある。
また、読書感想文などと違って明確な規定やノルマが設定されない事が多いため、「自由」の名の下で適当に済ませてしまう例も少なくない。
さらには、実質的に保護者が作成したものが児童・生徒の名前で提出されるケースもある。
休み明けには絵や写真、文章でまとめられた研究のレポートを教員に提出し、優秀作品は学校や市町村単位での「作品展」などに出品される場合もある。
↓↓↓↓ここが重要↓↓↓↓
本来、「自由研究」は、自分でテーマを設定し、それを追求していく探求学習(Inquiry-based Learning)であり、問題解決からまとめ方までのスキルを磨くことができる学習である。
その重要性を多くの人が認めながらも、受験偏重や指導者不足などのため単なる宿題のひとつとして軽視されることもあるようだ。
その一方で、コンテスト受賞などをはげみに小学生から高校生になるまで同じテーマで研究を継続してきた生徒もいる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/自由研究
MacやiPadを使う目的がはっきりしていないと、自由研究の課題をクリアしたことにはならないので、まずはそこをハッキリさせてください。探究学習!!
MacBookやiPadはあくまでも道具であるということ。
MacやiPadを使用する事で身につく技術、そして高度な表現力、それに伴う自分の成長が期待できます。
最近ではパソコンで自由研究の課題を提出する子供もチラホラ出ていますが、それでもまだまだ多くはないです。(2021年7月時点ではGIGAスクール構想がスタートしています。しかし、まだまだ夏休みに利用するまでには至っていません。)
タイピングの練習と習得で1週間はかかります。
出来る範囲で自由研究の課題に挑戦してみてください。
===例えば===
「植物の成長」をiPadを使ってまとめていく。
拡大鏡(顕微鏡)などを使って、昆虫や花の生態系を調べiPadでまとめる。
iPadで植物を毎日撮影し、パラパラ漫画のように成長過程を動画にする。または1枚の紙に複数枚をプリントアウトすることなど、簡単ですが表現するというインパクトは絶大です!
「読書感想文を公開し、評価を受け、その評価を分析」はOK?
・著者の人物像(歴史)を調べる
・感動した箇所を引用する
・可能な範囲でSNSやYoutubeで公開する。
・読書感想文(感想音声)→文から音声にすることで、よりたくさんの人に聞いてもらえ、GIGAスクール構想にも近いスキルになります。
プログラミングで簡単なゲームを作る。(紙とペンでは厳しい)
scratch(スクラッチ)や専用アプリで課題をクリアしていく。最終的にひとつの作品を作るので、少々難易度が高いです。中学生向けかもしれません。
iPhoneやiPadの動画撮影機能を使う。
iPhoneのスローモーション撮影で近くの交差点の1分間の交通量を調べる。
雲が動くスピードを観測し、速度を測定するなど。(数学算数・社会科・理科)
Youtubeで検索する
今はYoutube動画で自由研究を紹介している人も多いです。真似して始めてみる事はオススメです。
iPhoneやiPadを使うだけで差別化です
小学生向けなのでiPadやiPhoneの動画撮影や写真撮影を使うことが主体にするのが良いと思います。
撮影した画像をまとめるためのツールとしてMacやiPadを使い、自由研究の主体はズラさない様にしてください。結果、人とかぶらない自由研究になります。
子供のレベルによりますが、iPhoneで撮影する、色補正する、何度も撮影する、加工をする、プリントアウトのために大型ショッピングセンターへ行く、この経験から将来のきっかけになる可能性は十分にあります。
1時間〜2時間程度で出来る自由研究は?
パソコン操作を本格的に行い、子供が集中して力を発揮するのもいいんですが、学校の課題に応えることも大切です。まずは1時間〜2時間程度で完結できる事を課題にしましょう。
向き不向きがあり、期間制限があるので、ゴールを達成できるかどうかの可能性をチェック。
子供が低学年の場合は動画より写真がオススメです。
動画は撮るのは楽しいんですが、それを表現する際に学校では限界があります。
学校にモニターがある、パソコンで紹介していい、先生がITに詳しい、
などの制約です。
先生たちにもわかりやすく、なおかつMacやiPadを触れる機会となると、写真撮影がオススメです。
子供は撮影した写真がプリントアウトされただけでも感動します。
公園にある花の種類をまとめる。
・花の写真を撮影
・プリントアウトしてコメントを書く。(iPadがあれば直接画像にコメントでもOK)
・大きな画用紙にまとめる。
↑この操作ができたあと、子供がやる気まんまんなら、レベルアップした操作をさせてみてください。
例えば
昔と今の風景の違いを調べて感想を書かせる。
ネットで近所の昔の風景を集めて、同じアングルで撮影して、昔と今とでは何が違うのかを調べてもらう。
スケッチを撮る
iPadとApplePencilがあれば、スケッチを撮らせてもOK!これが意外に本格的な資料が作成できるし、レベルが高く見えます!
本格的な自由研究
次期iPhone(iPad)の新モデル(子供モデル)を製作
iPadとApplePencilがあればOK。
- 次期iPhoneのデザインを書く。
- 名刺を作成する
- 近隣の紹介地図を作成する
- どういった機能が新しくなるか発想を書き込む。
- どのアプリで絵を描くか決める。
- 現在のiPhone機能を大体理解する必要がある。
- Keynoteを使ってプレゼンテーションさせる。
- iPhoneでオススメの機能を3つ〜5つ紹介。(理由と比較)
- iPhoneの使用感のレポートを作成・動画撮影
- どういったアプリが世の中を良くするかプレゼン
など、夢があるプレゼンテーション!
(スティーブ・ジョブズの真似して黒のハイネックを用意するとマニアウケします)
子供目線で表現させてあげてください。
以前公開したMacのPagesを使ってApple Watchを描いた動画です。参考までに。二個目の動画はiPadとApplePencilで文字を描いた動画です。
Appleとデジタル教育という書籍がありますが、Apple社は教育にかなり熱心です。子供の才能を引き出すきっかけになれば良いですね。
課題作成のアドバイス。
家庭によってフォローできる限界があります。
・子供にネット環境を利用する課題を与えたくない。
・タイピングができない
・MacBook Airしかない
・両親ともに詳しくないので、サポートできない
この場合は可能であれば沖縄オーレでレッスンを受けてもらえれば 笑 長い夏休み、新しい経験をして探究できる期間にしていきたいのはどこの親も同じですよ!
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