MacBookかiPadかを真剣に悩んでみる。
- 2019.05.21
- Apple Academy
最近のiPadは性能が良く、私たちヘビーユーザー(使用頻度が高い、メモリを消費するユーザー)でもMacかiPadか悩みます。
私たちでさえ悩むのに、今からMacbookやiPadを購入しようとするApple初心者ならなおさら悩みどころですよね。
その気持ちわかります。
実際、生徒さんのほとんどがMacBook(Air)か、iPadかで悩んでいます。
例外ですが、死ぬ気でやる気のある人はMacBookを買って欲しいと思っています。
さて、このMacかiPadか問題に今一度悩んでみたいと思います。
今から購入を考えている人は是非参考にしてください。
Appleで働いていた時からのジレンマ。
豊富なラインナップ
MacBook、MacBookAir、iMac、MacBookPro、そしてiPad。
この機種群からさらにグレード(ハードディスクやメモリ、プロセッサ)により悩みの種は多くなります。
悩んでいても仕方ないので、とりえあえず買ってみてはどうですか?
と、高額商品なので簡単には言えません。
ほぼAppleに来店する方ほとんどの人に相談されます。そして人によってが悩みと予算は違います。
仕事で使うのか、家で使うのか、写真がメインなのか、書類がメインなのか、家族で使うのか、自分だけで使うのか。
Appleで働いている時はなるべく納得出来るまで話をして購入をしてもらっていましたが、近くにAppleがないとマジ終了 笑
私自身、20代前半の最初にiMac(20万円)を買った時に、あとで量販店にクレームいれました。笑
話がそれましたが、今回のテーマは「MacBookかiPadか」に絞ります。
とりあえず本当に皆悩んでいるということを知って欲しいので、働いていた時の状況を説明しました。
その上で、iPadかMacbookか、
私が思うに、プロソフトを使う予定でなければ、iPadでやろうと思えばやれます。これが大きな判断材料です。
プロソフトとは、行動な映像編集、イラストレーター、フォトショップ、などなどです。プロソフト・プログラミングに関しては推奨スペックがあるので各自調べてください。
そうはいっても初心者がプロソフト使うなんてあまりないので、もう少し話を分解していきます。
iPhoneと一眼レフの違い
iPhoneと一眼レフで違いを例えさせて頂きます。
一眼レフなどは仕上がりを気にしたり、加工するために撮影したりと、雑誌掲載用など、計画的な利用をするユーザーが多い一方、
iPhoneは気軽に撮影ができます。
いつでも、どこでも、簡単に、しかも綺麗に。そしてたくさんの写真を!
MacBookとiPadでも同じことが言えます。
iPad(iPhone)は使用頻度が高くなります。
実際学生や子供がいる家庭ではかなり使いこんでいるiPadを見かけます。
それと比較するとMacBook(一眼レフ)は運ぶのも一苦労、思ったことを直感的に仕上げようとすると、それなりに知識が必要になります。(基本操作など)
iPad(iPhone)は見た目通り、
思った通りにアプリを操作し、大体のことができます。
iPadは以前まではフォルダの管理ができなかったんですが、数年前からフォルダも作成できるようになり、Macに近い操作がiPadでも可能になってきています。
一眼レフは勉強しなくてはいけません(Mac)
iPhoneは簡単に撮影できます(iPad)
一眼レフよりiPhone(iPad)の方が使用頻度は高くなり、ライフスタイルに近い距離にある分、どんどん詳しくなります。
今や万能なiPadは、ほとんどのユーザーの希望を叶えてくれます。
が、、、
限界もあります。
しかし、限界があっていいんです。
限界を知ることでできること出来ないことがわかります。
出来ることと出来ないことがわかることで自分の頭を使って試行錯誤、工夫をし、考える力を養えます。
という意味では、iPadでいいんじゃないか?
と、思ってしまいます。
そうです、iPadでいいんです!
という結論に至ります。
さらに例えると、
MacBookでイラストレーターを使える人と、
iPadでイラストレーターを使える人、
どちらが作品として良いものができますか?
・・・
そうです、
どちらが良いかは、使う人によって変わるんです。
4万円程度のiPadでプロ顔負けの作品を作る人もいます。
合計30万円のMacBookProでイラストレーターを使って、初心者レベルの作品を作る人もいます。
さらにさらに例えます。
私の生徒に相談された時に説明しますが、
沖縄の狭い道や短い国道でフェラーリを活かすことができますか?
沖縄では国産の乗用車、そして軽自動車が人気です。
燃費も良く、経済的負担も少なく済みます。
ポルシェの性能を最大限発揮できない人もいれば、軽自動車をここまでか!と思うぐらい乗りこなす人もいます。
と、例えるとわかりやすいのではないでしょうか。
MacかiPadか。
車に置き換えて考えることができます。
しかし、
インターネット上は全てが高速で動いています。Macを使うことでさらに想像力を発揮する人もいます。
・・・どこを目指すか。
と、悩みながら量販店へ行きます。
そしてスタッフに相談します。
「MacかiPad、どっちが私に合っていますか?」
と。
すると、MacBookの上位機種、MacBookProの上位機種、いわゆるフェラーリをスタッフに勧められます。
2点問題があります。
1点目
スタッフがAppleについて詳しくないこと。
(性能高いの販売すれば問題ないだろう的な感じです。)
スタッフがMacを使用していないので出来ることと出来ないことを把握しきれていない。
(だからクリエイティブな相談したらちんぷんかんぷんな応えをする)
数万円するイラストレーターやオフィスを一緒に買う事を勧められた。など。
ダメとは言いませんが、本当に必要な物なのか疑問に思う時もあります。
また、購入後も大変です。
せっかく買ったのに、どうしていいかわからないため、やる気と出費が空回りです。
ここまで言い切っているのは、私自身購入サポートも多く体験していることの経験があるからです。
まとめると。
販売スタッフの言いなりにならないようにしてください。
当たり外れがあるとか言いますが、ほぼ外れと思っていいです。
(量販店でも素晴らしいスタッフはいます。プレミアムリセラーにももちろんいますが、ほぼ・・・。)
と言う事、別の買い方を紹介します。
iPadを1年後に売ることを考える
MacBookかiPadか、
強いて言うなら予算に見合った購入で考えて欲しいんですが、
オススメの買い方を紹介します。
まずはiPadを購入する。
1年後、んーーー、もっと動かしたい、もっと派手にやりたい!と欲求が強くなってきた。
iPadをフリマアプリで売却。
新品購入時の1万円引きぐらいでは売れるかと思います。
それからMacを購入。
この時点では日常でiPadを使ったり、パソコンを使ったりが当たり前になっているので、どういったMacが自分にあっているかわかってくると思います。
1年間1万円でiPadを借りてたと思えば良いです。
以前はiPadとMacとでは基本操作でも出来ることが明確だったんですが、最近はiPadのスペックが高く使い勝手もMacに共通する部分も多いので、MacBookでもすんなり使用できると思います。
しかし・・・
小学生・中学生にタブレットもたすとロクなことがない!
と言うのもあるので、本当に千差万別です。
どっちがいい問題はこの先さらにややこしい事になってきそうです。
とか言う私も、MacBook Air2012年モデルで仕事をしています。
とても重い作業をする場合はiMacですが、割合で言うと7対3でMacBookAirです。
最初に言った通り、気軽さでMBAに分配が。
iMacの電源入れるのは結構本気の時なので、体力使います 笑
iPhone持っているとまた悩みも増えますけど・・・
と、やっぱり結論にたどり着かないMacかiPadか問題・・・。
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